会社経営の最近のブログ記事

11/13-14に宮崎で開催されたInfinity Ventures Summit 2008 fall に参加してきた。

国内、海外含め、名立たるITベンチャーの役員クラスが勢ぞろいするイベントに参加でき、とても貴重な経験になった。


さて、今回のイベントを通じて感じたことは何回かに渡って書こうと思う。
今日は一番最初のスペシャルセッションで登壇したMahaloのCEO、Jason Calacanisから学んだこと。


Jasonは何度も起業経験があり、TechCrunch50というアメリカをはじめ世界の新興企業から選ばれた50社がプレゼンをできる有名なイベントの主催もしている。(JasonがCEOを務めるMahaloが注目されていることは言うまでもない)

そんなJasonだけあって、迫力があり、話にとても説得力があった。
トピックごとにまとめる。


・起業すること

起業というチャレンジをすることには大きな意味がある。
思いついたことは何事もやってみればいい。
それが失敗だったら、そこからなにかを学べばいいんだ。

・アジアのITについて

従来はアメリカからイノベーションが生まれていたが、今はそうではない。
イスラエル、韓国、日本はイノベーティブな国として注目している。
Yahoo! Answersは韓国から生まれたものであり、そういった形でアメリカ以外からアイデアが生まれている現状を見つめる必要がある。

・ITベンチャーの海外進出について

アメリカで流行っているSNSはMySpaceやFacebookだが、日本、韓国ではそれらはあまり知られておらず、mixi、Cyworldがそれぞれ流行っている。
そういった現状を踏まえると、海外進出をする際は自社商品(サービス)ノウハウを現地パートナーに提供し、共同で事業展開することが望ましい。

・最近の不景気について

世界経済は間違いなく悪化している。
そしてこれは今後数年の間、さらに深刻になるだろう。
大企業は大規模なレイオフを行う。
また、プロジェクトの予算を削ることで、その下に位置する中小ベンチャー企業たちは苦しい状況に追い込まれる。
おそらく今後2,3年で50%近くのベンチャー企業が倒産するだろう。

・不景気の中で経営者は何をすべきか?

状況が苦しいことは確かなので、困難であることは認識しなければならない。
まずはセコイアキャピタルが投資先企業に送ったメッセージにあるように、コスト削減をする必要がある。
影響を実感できないとしても、今気づくことが重要である。
すぐにコスト削減できた企業は、ゆっくりと成長し、大きくなれる可能性が高くなる。
逆にこの状況に気づかないためにコスト削減できなかった企業はそのうちなくなるだろう。

・この状況はベンチャー企業にとって不利か?

スタートアップ企業にとっては有利かもしれない。
コストが少ないため、この状況でも開発に専念できる。
あまり一気に成長しようとは考えずに、2,3年は商品(サービス)の質を向上させるよう努めるべきだ。
これまでのベンチャービジネスは短距離走だったが、これからは長距離走(マラソン)だ。

・悲観的になりすぎるな

経済状況を把握することは必要だが、あまり悲観的になってはいけない。
こういう状況では株価も経済指標も下がる一方だが、それを気にしすぎると事業に集中できなくなる。
今すべきことは経済を悲観視することではなく、商品(サービス)の質を高めることだ。


そして、本物のベンチャーはこういう市場環境からこそ生まれる。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

個人的に思った社長に必要な力を書いていきます。
(究極的には社長だけど、広く捉えれば取締役やマネージャーにも言えるかもしれないです)

思ったらその都度書いていくので、不定期になりますが。

最近はいろいろな社長さまにお会いするので、そういった方々のお言葉も借りてしまおうと思います。



バランス力


社長である限り、ひとつのことだけに集中するわけにはいかない。
(ひとつだけに集中していいものがあるとしたら、それは経営。)

営業、開発、企画、経理、総務、・・・、社長は多くのことを把握必要がある。

そんなこともあって、社長はとにかく多忙(なはず)。

ひと山越えた企業はさておき、駆け出しベンチャーでは誰よりも社長が働くべきだと思う。

多くの仕事を抱えながらもそれらをバランスよくこなす必要がある。



プロジェクトなどでも同じ。

多くの企業では、自社サービス、受託を含めれば、同時にいくつものプロジェクトを進行している。

それらをすべて把握する必要がある。



短期的な視点ばかりだと、長期的な利益を得られず会社が成長しない。

長期的な視点ばかりだと、短期的な利益を得られず会社が窮地に追い込まれてしまう。

短期的な視点と長期的な視点もバランス。



もっと抽象的にいえば、

ものすごく革新派なんだけれども、ものすごく慎重派。

ものすごく感性的なんだけれども、ものすごく理性的。


一見相反する2つのことを矛盾が生じないように成し遂げなくてはならない!

そう思う今日この頃です。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

一見すると反感を食らいかねないタイトルをつけてみましたw


ちなみにこれはDeNAの南場社長のブログにほとんど同じ表現が載っていました。

http://ameblo.jp/nambadena/entry-10056108610.html


ま、それに反応してのエントリーです。


ちなみに僕は素晴らしい起業家になるためには、起業家としての経験を積む方がいい!
って思ってるタイプの人間です、はい。

だからこそ、こうして起業しているわけです、はい。



南場社長のエントリーでは、詳しいことは書かれていないけど、

推測してみると、コンサルはアドバイザーであって実際に体を動かしているわけではないってことなのかと。

理論上正しそうなことを言っていても、それを実行できるかどうかは別ですよね・・・



そういえば、ある社長も事業を成功させるためにアイデアを思いつくことの重要性は1%くらいで、それを実行できるかどうかに99%懸かっているって話してましたね。

1%のひらめきと99%の努力ってのもそういうことなんでしょうか?




南場社長、エントリーの続きをぜひ!

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

さて、最終回の今日は「受託開発の営業」について書いてみます。


営業はまだまだ素人同然ですので、ほぼほぼ体験談を語るだけになってしまいそうなのですが、
弊社が受託開発のお仕事をいただく方は以下のとおりです。

1)もともとの知り合い
2)交流会などで知り合った方
3)(1)(2)から紹介してもらった方


1)もともとの知り合い

要は起業前から知り合いだった方から仕事をいただくケースのことです。

弊社の場合、私が大学2年の頃に知り合った社長さんから仕事をいただいています。

あとは、起業前に働いていた企業からも仕事をいただいています。

これは私に限らず、多くの方が創業当初に仕事を請け負うパターンではないでしょうか?
特に社会人になってから起業した方はこういうことが多いようです。
学生の場合、企業での就業経験があまりないので、このケースは稀です。

初めてのお客さんを見つけるまでに苦労される方が多いので、創業直後に知り合いから仕事をもらい、それを運転資金にすることで経営がかなり楽になります。


2)交流会などで知り合った方

ビジネス系交流会には多くのものがあります。
私が参加したことのある交流会を以下に挙げます。

・異業種交流会
・経営者交流会
・社長交流会
・ベンチャー起業家交流会

よく、「異業種交流会は行っても意味がない。。。」という話を多くの方から聞いていました。


とはいえ、"百聞は一見に如かず"ということで今年6月に初めて異業種交流会に参加しました。
(というか本格的に営業活動しないとまずいと思い、参加しました)

始めはなにをすればいいのかイマイチわからなかったものの、徐々に交流会での名刺交換にも慣れ、最近では何名もの交流会で知り合った方と仕事をさせていただいたり、仕事以外でもお世話になっています。

交流会に意味があるかないか、それはその人の振る舞い次第かと思います。


3)(1)(2)から紹介してもらった方

1)(2)いずれの場合でも、必ずしもその方と自分たちがビジネス関係になれるとは限りません。

弊社では、Webシステム開発を行っていますが、必ずしもすべての企業がWebシステムを必要としているわけではないからです。

そんな場合でもどうにかして自分たちの存在を記憶に留めておいてもらえれば、いつかクライアントを紹介していただけることがあります。

このパターンは意外と多いです。


ただ弊社を例にとれば、知り合いが知っているシステム開発会社は複数あるはずです。
そんな中でも、なにかあった時に弊社に声をかけてもらえるよう努力することが必要です。

これは私の今後の課題でもあります。



ここまで、

1)もともとの知り合い
2)交流会などで知り合った方
3)(1)(2)から紹介してもらった方

3つのケースを紹介しました。


もともとの知り合いが多い方や知り合いがよほどすごい人脈を持っている方でない限り、(2)が必要になってくると思います。
今回は交流会を例に挙げましたが、セミナー、イベントなども(2)に含まれます。

あとは、テレアポも考えられます。
なにか商品を持っているわけではないのでアプローチが難しいですが、そこはテレアポ術次第でどうにかなるのではないでしょうか?
(受託開発をテレアポでゲットしたことがある方連絡くださいw)


以上、今回は「受託開発の営業」についてでした。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

さて、第2回のテーマは、「受託開発の契約形態」です。


僕が知ってる中では、受託開発の契約形態は以下の3つです。

サイト、機能ごとに見積り(契約)
期間契約モデル
レベニューシェア(Revenue Share


サイト、機能ごとに見積り

これが最も一般的な契約形態だと思います。

例えば、決済が代引きのみのECがあるとします。
このサイトにクレジットカード決済、銀行振込決済を導入するよう依頼された場合、

クレジットカード決済対応   〇〇万円
銀行振込決済対応     ××万円

合計               △△万円

といった具合に見積ります。

さて、この際の「〇〇万円」をどう算出するかが問題になってくるわけですが、一般的には、

(人日単価[万円]×(工数[])=〇〇万円

というように算出します。

ちなみに、
人日単価とは1人の人間が1日(8時間)働いてもらえるお金、のことです。

この単価は会社によっても、人によっても違うでしょうから、各自適正と思われる金額を設定すれば良いと思います。

よく、「御社は人月いくら?」と聞かれますが、
このときの人月は人日から拡張して、1人の人間が1ヶ月働いてもらえるお金のことです。

休日は除くので、1ヶ月=20日として計算するのが普通です。


期間契約モデル

これは事前に「1ヶ月〇〇万円払うから××時間はちゃんと働いてね。」と契約するものです。

1
ヶ月丸々そのプロジェクトにコミットするのであれば、先ほどの人月を使うことになります。

ただ長期間に渡って少しずつ開発を進めていくプロジェクトでしたら、「人月の半分だけ支払うから毎月10人日は働いてね。」というようなこともできます。

の場合、納品後にまとめてお金が入ってくるのに対して、
の場合、毎月少しずつお金が入ってくるといった違いが見られます。

またの場合、発注者はその期間において受注側を拘束しているわけですから、仮にいますぐ頼みたい仕事がなくてもお金を払う義務が生じてきます。


レベニューシェア(Revenue Share

納品時にはお金を支払わず、その成果物による収入を分配する契約形態です。


例えば、ECを開発し、レベニューシェアで毎月売上の1割をもらう契約になっていたとします。

とある月の売上が100万円であれば、

100
(万円)×0.1=10(万円)をもらうことができるわけです。

僕らのようなベンチャーの場合、先方も駆け出しのベンチャーであるケースが多いので、レベニューシェアを持ちかけられることがよくあります。

①②
の場合、受託側が事業計画に口を挟む必要はありませんが、の場合は事業がうまくいかないと売上が立たないので口を挟む必要があるのは言うまでもありません。


といったようにいくつか契約形態が見られますが、特にベンチャー企業の場合はキャッシュフローを考慮に入れて契約を結ぶことが非常に重要です。

以上、今回は「受託開発の契約形態」でした。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

会社を設立してもうすぐ半年。

たった半年ですが、その中で受託開発について学んだことを3回くらいに分けて書いてみます。

第1回の今日は「受託開発の必要性」。

受託開発を行う会社は次の2つに分類できるでしょう。

事業目的が受託開発の会社
自社サービスで収益を出すまで受託開発をする会社



ちなみに僕らはです。

というか多くの会社はのつもりでスタートしているはずです。

ただ、

・受託が忙しくなって自社サービスに手が回らない
・自社サービスを出したものの、まったく収益が上がらない

などの理由から多くの会社が実質になってしまっているのではないでしょうか?

また、受託である程度のお金が入ってくるとそれに満足してしまい、
に移行していくケースもあるようです。

そうならないために、自社サービスでチャレンジするという意識を持ち続け、それを実戦していかなければなりません。



さらに、の場合に関しても受託開発でも2つのケースが考えられます。

・自社サービスと受託開発を同時並行で進める

・まずは受託開発、その後自社サービスに力を注ぐ

さてさて、僕らはいま前者で動いています。

要はなるべく早くリリースしたい製品・サービスがある、けれども受託開発しないと会社が潰れてしまうという、状態です。

ただ前者になったのは最近のことで、少し前までは後者でした。

そのときは特にこれといって今すぐ勝負したい製品・サービスがないから、そういうアイデアが出てくるまでは受託開発でお金を貯めておこう、という状態でした。

いますぐ勝負したい製品・サービスがあるなら前者、
いますぐ勝負したい製品・サービスがないなら後者。
というのが自論です。

前者であれば、

・自社の固定費はいくらか?
・最低限どれだけ利益を上げればいいのか?

などをまずは考え、それを日々実戦していくことが大切だと思います。
この場合、受託開発での売上をどんどん伸ばしていくことは良いこととは言えないでしょう。

後者であれば、

とにかく受託で稼ぐことを考える必要があると思います。

いつか勝負したい製品・サービスを思いついたときに、受託しなくても勝負できるくらいのお金が貯まっていれば勝率も高まることでしょう。



さて、前者の場合、学生起業の強みが出てきます。

それは、「人件費が安い」ということ。

人件費が安いということは、最低限必要な費用(固定費)も低くなる。
それにともなって受託開発で稼ぐべき金額も低くなってくるというわけですね。

その分、自社サービスにリソースを割くことができるようになります。



ということで、今日のエントリーをまとめると、

「自社の現状と今後を見据えて、自社サービスと受託開発のバランスを考えること」が大切だということです。

(これは僕が起業する前に、とある先輩経営者に繰り返し教えていただいたことでもあります。)

では、第2回もお楽しみに!

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

大学3年の頃のお話。

ある学生起業家の方と飲みにいく機会があった。

僕はなにをしていたかといえばドリコムでの仕事に慣れ、起業というものが現実視できるようになってきた頃だった。

彼は起業家として先輩にあたるので、起業してからのことについていろいろと教えてもらっていた。

途中で彼がこんな質問を僕に投げかけた、

「起業の際に一番大事なものってなんだと思う?」

あまり深くは考えていなかったが、僕はその時さっと思いついたことをそのまま口に出した、

「仲間(人)じゃないですかねぇ。。。」

その答えに彼はこう言い返してきた、

「え?違うよ!アイデアだよ。アイデアが1番で人が2番。」

さぁ、そこで当時の僕はこのあとなんて言ったかというと、

「あー、なるほど。たしかにアイデア大事ですよね。そうかもしれないですね。」

これはお世辞とかではない。

普通にそう答えたのだ。

最初は人だと思ったのに大して自信がなかったのか、彼がそういうなり人よりアイデアが大事だということに納得してしまった。

たまにそんなことを思い出しては当時の自分を情けなく思う。。。

ちなみに今はダントツで人が大事だと思っています。

おそらくこれから先、もっとその考えが強くなるんじゃないかな、という気がします。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

という会をご存知の方はどのくらいいますか?

新設法人説明会は新しく設立された会社向けに行われる税務関係の勉強会です。

おそらく東京23区内だと区ごとに開催されているのではないでしょうか?

僕らは荒川区にオフィスを構えているので、先日荒川税務所主催の説明会に出席してきました。

  • 税務に関するビデオ
  • 税務署職員さんのお話
  • 税理士さんのお話

という流れでした。

【税務関係のビデオ】

ここでは新しく会社を設立した経営者を主人公にしたちょっとしたドラマのようなものを観ました。

HP
作成代行をしている会社で、ソフトウェアを購入した場合、減価償却になるのか?といった問題や 、

資本金1億円以下ならこんな優遇がありますよ、みたいな紹介がされていました。

会計上は費用となっても、税法上は損金として認められないものがあるというのが大きな発見でしょうか。

【税務署職員さんのお話】

ここでは主に源泉徴収のお話。

源泉徴収 ってなんだ?から始まり、

扶養家族がいたり、その人の本職が別にあると計算方法が変わってくるんですよ、とか、

小規模の会社であれば源泉徴収の支払い時期をまとめられるんですよ、というような内容。

【税理士さんのお話】

ここではガイドブックに沿って様々な税金に関してのお話。

設立時の届出書類、青色申告、法人税、消費税、源泉徴収、益金、損金、中小法人の優遇制度、役員給与、賞与、減価償却費、交際費、貸倒損失

などなど盛りだくさんの内容でした。

うちは顧問税理士さんがいますが、任せっきりもよくないと思うので、

自分でも税務勉強していこうと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ!

あわせて読みたいブログパーツ